何とも深い・・

師走も折り返し、今年もわずかとなりました。 
北海道は歴史が浅いがゆえか、本州のようなある意味日本らしい風習(宗教も含めて)が無い、とても節操のない地域だと思っています。まっ、よく言えば「自由」な土地柄なのでしょうが・・

「寄贈された作品の中で、とても気になった画名の作品があります。 「内山 懋」さんの 画名「捨」です。 「無名画家として認定して頂き有難うございました」というユーモアーのあるコメントが書かれていて笑ってしまったのですが、画名を観て「捨」とは? 捨てる? 捨てる気持ちで寄贈してくれたのかと一瞬「やはり無名という言葉を依頼書に書いたのがまずかったのか・・」と反省をしたのですが、その「捨」は(シャ)と読むそうで、下記のような深い意味があることも書かれていました。

「捨」という意味は、仏教、涅槃道それは 1 念 2 択法 3 精進 4喜 5軽案(きょうあん)6定(じょう)7捨(しゃ)であり、 すなわち悟りの最終段階の意味なのです。善いことがあっても、悪いことがあっても動じない、何事も公平で平等に見ることができる心、そんな意味合いだそうです。


捨
           10号P 油絵

ウイットに富んだお手紙の内容と作品に込められた想いの深さに内山先生のお人柄が良さが分かりました。 恐らく内山先生は悟りを開かれているかと思います。

それにしても、釈迦の涅槃像に可愛い猫が寄り添っているこの作品を見ていると、私なんか死が恐くなくなりました。返って、俗世から去れる「死ねることの喜び」をこの絵を観ていると感じます。とても深い絵です。絵の力を感じた作品の一つです。

無信心な北海道人の自分にとっては、驚くばかりです・・

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